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WAZZ UP Two

WAZZ UPインタビュー TWO

 

リスナーが隣にいる気持ちで

――ラジオ番組も好評ですね。番組中のハプニングなどありますか。

JUNE:ラジオでは音だけでリスナーに伝えなくてはいけなくて、真剣に体を張ってやっています。以前、kyo-heyが冷やし中華にデスソースをかけたのをつくってくれて食べたのですが、ものすごく辛くて、一曲かけてからしか話ができませんでした。ディレクターさんに弱音を吐いたこともありますが、本当のリアクションじゃなくちゃ伝わらないと言われて、うそじゃなくやっています。

――ゲストに心を開いてもらうためにどんな工夫をしていますか。

kyo-hey: JUNEだと作詞作曲の話とか、ぼくだと生活の話とかをして、ゲストをある意味ちょっと「いじって」場の雰囲気をなごませます。

JUNE:どうすればゲストが気楽に話せるか、リスナーが聞きたいことはなんなのかを考えています。相手に質問することで自分たちにも刺激になります。ぼくたち二人の隣にリスナーが座っている気持ちでやっていて、放送中にメールでコメントが送られてくるのですがときどきファクシミリや手紙もあって、似顔絵なんかも描いてあったりしてうれしいです。ラジオはライブ以外でファンとつながれる大事な場所で、ライブの報告をしたり、感謝の気持ちを伝えることができます。

――お二人にとってファンはどんな存在ですか。

JUNE:ファンはぼくたちのすべてです。ファンがいないと音楽ができません。聞いてくれる人がいるからまた音楽をつくってパフォーマンスをしたいと思えます。いつも感謝しています。心から応援してくれて勇気をもらっています。

kyo-hey:ぼくたちのことを好きになってくれる人で、その人たちを振り向かせたくてステージをやっています。何度も来てくれる人にもまた新しい刺激を与えたいと思っています。何を返せるかをいつも考えています。

 

JUNEが兵役に。ファンに伝えたハロウィン・ライブ

――秋には単独ライブ「ハロウィンパーティ」も開催しました。とても盛り上がったようですね。

JUNE:初めてライブに来てくれた人もたくさんいて、良かったと言ってもらえてうれしいです。今回は衣装やメイクもハロウィンっぽく準備して、セットリストもファンの好きな曲を投票してもらって組んだんです。

kyo-hey:お客さんの中には恥ずかしがり屋の人もいるので、とくにハロウィンの衣装を強いたりしないのですが、その分、ぼくたちが特別な雰囲気をつくって盛り上げたいと思っていました。ライブの構成も自分たちで考えていて、最初からテンション上げて臨みました。2時間近くで18、19曲を歌ったかな。

――「You You You」がファン投票の一位になりました。

JUNE:それはちょっと意外でした。上位に入ると思った曲が圏外だったりしてショックもあったけれど、「You You You」も好きな曲なのでうれしかったです。ソフトな曲で誰もが入りやすいのかもしれません。

kyo-hey:かわいい感じの歌詞で、男性でも女性でも学生のころを思い返してもらえる曲だと思うんです。すれてないころの気持ちは男女どちらでも同じだと思うから。

――sheepさんもステージに上がりましたね。久しぶりの3人でのステージはいかがでしたか。

JUNE:楽しかったです。ファンが待っていてくれて、三人でこそWAZZ UPだし、みんな笑顔になれました。

kyo-hey:三人だとより一層楽しめたし、ファンもうれしかったと思います。

――JUNEさんが韓国人男性として義務である兵役に来年から行くことが決まりました。発表を聞いて泣いてしまったファンもいるようですね。

JUNE:兵役に行くと発表する前に、涙を見せずに笑顔で行ってらっしゃいと言ってもらえる形にしたいと思っていました。ぼくと目を合わせられない人や泣いている人もいて切なかったけれど、でも明るく言えたかなと思っています。わからないことも多く、現場では緊張感があると先輩から聞いたりして、そういう気持ちも混じって一週間前から不安もあったけれど、笑顔で伝えられて良かったと思います。

――兵役についてはいつごろから意識していましたか。

JUNE:物心ついたころから知ってはいて、具体的には高校卒業のころから意識しました。

――期間はどのくらいですか。その間、ファンとなんらかの形で交流はできそうですか。

JUNE:期間は1年8ヶ月です。ファンとのやりとりができるかはまだわかりません。携帯電話は持てませんし、配属地なども公表できません。手紙は事務所を通じて受け取れるかもしれないです。わからないことも多いですが、国民の義務をしっかりと果たしてきたいと思います。

――音楽活動はどのように続けていけそうですか。

JUNE:休暇のときに歌詞を考えたりできると思います。ピアノが独学で弾けるようになって、ギターも少しできるので、土日の休みを使ってもっと楽器ができるようになりたいですね。

――JUNEさんが兵役に行っている間、kyo-heyさんはどんな活動をしていこうと思っていますか。

kyo-hey:その間、作曲の能力やセンス、技術をみがいていきたいと思っています。JUNEの作曲の力は本当にすごいと、メンバーとしてではない目線で思っていて、kyo-heyにとっても音楽はライフスタイルであり続けるのだから、曲作りに力を注ぎたいと考えています。JUNEが戻ってきたらびっくりするくらいになっていたいです。

――kyo-heyさんは俳優としてショートフィルムに出演するなど、活動の範囲を広げていますね。

kyo-hey:音楽でない仕事をするのは良い経験になります。役者の仕事もチャンスがあればやっていきたいです。どちらもカメラを向けられて気持ちを体で表現するなど共通する部分があります。演じることが、また音楽に生かせるかなと思っています。

――1人での活動に不安はありませんか。

kyo-hey:あせらずに、ぼくなりにできることをやっていきたいです。一番は音楽です。

――待っていてくれるファンに伝えたい言葉はありますか。

JUNE:1年8ヶ月の間、形は変わるけれど、次の作品をつるくための準備期間だと思っています。前向きに待っていてほしい。不安な気持ちもあるけれど、笑顔で送ってもらえれば笑顔で帰ってこられると思います。これからもっと良い作品を作っていこうと思っています。

kyo-hey:ファンのみんなには感謝の気持ちでいます。不安はあると思うけれど、次の作品のためのプラスの時間としたい。本当はぼくも寂しいです。

アコースティック・ライブにも挑戦したい

――30歳、40歳代になった時にどんな歌手になっていたいと思いますか。

kyo-hey:WAZZ UPとして音楽をやり続けられたらいいし、kyo-heyとして誰かに楽曲を提供できる一人のクリエーターとして立っていたいです。

JUNE:そのころどんな風になっているかははっきりと見えないし、見えていたら楽しくないと思います。どの国でも仕事ができたらいいなと思っていて、たとえばアメリカの音楽はアメリカ人が作らなきゃいけないとか、そういう音楽の壁を取り払いたいです。自分の楽曲をアメリカのアーティストにも提供できるようになりたいです。

――行ってみたいアーティストのライブはありますか。

kyo-hey:アコースティックなライブに行きたいです。レゲエシンガーのRickie-Gとか、小さな箱で生で聞いて体で感じたいです。

JUNE:この間、Kくんがライブで弾き語りをしていてすごく良かったんです。人の良さがにじみ出ていてMCもお客さんに近くて、歌に気持ちを100パーセント込めていました。ぼくも弾き語りのライブを一度やってみたいですね。やるならピアノでと思います。弾き語りは裸になったありのままの姿が出るから勇気が要ります。表現力の強さをみがいて臨みたいです。

――お二人にとって一番の理解者は誰ですか。

kyo-hey:理解者というか、刺激や影響を受けている人は、生活の上でも製作でもJUNEかもしれないです。

JUNE:WAZZ UPの楽曲に関してはメンバーですね。個人的に一番悩んだときは母に聞きます。お母さんの言うことが正しいのかなと思っています。

――アーティストとしての目標について聞かせてください。

JUNE:良いパフォーマンスをして、良い音楽を作って届けたいです。ブルーノ・マーズにインタビューをする機会があって、「何があってもあきらめずに音楽を続ければいい」と言われて勇気を得ました。以前はこんな場所でパフォーマンスしたいと特定していましたが、今はどこでもどんな仕事でもやりたい。つらく苦しくなって仕事を変えることは簡単だけれど、自分は音楽で夢を与える仕事をすると決めたのだから続けていきたいと思います。自信をもって、聞いてくれる人に感謝の気持ちを持って、そうやっていれば共感してくれる人が増えてくると思う。地道な作業です。

kyo-hey:WAZZ UPとしてどんな表現ができるかを考えています。WAZZ UPだから行きたいというステージをしたいです。自分から与えるものがないとアーティストじゃないと思っていて結成当初はメンバーに追いつくのに必死だったけれど、今は経験も積んで、自分にしかできない表現を追求したいと思っています。正解がなく、終わりはありません。

故郷を歌ったニューシングルを発売

――新しいシングルが12月3日に発売されます。曲に込めた思いを教えてください。

JUNE:今回の新曲「MY HOME MY LIFE」は自分の故郷や人生がテーマの曲です。地元を離れて夢を追いかけてがんばっている人も、家族とともに暮らしながらがんばっている人もいますよね。普段、故郷や家族の大切さってなかなか気づかないと思うんです。電話もあまりしなかったりして、でもこの曲を聞いてその大切さを思い出してほしいと思っています。人生をしっかり歩いていかなきゃという自分たちへのエールソングでもあります。

kyo-hey:人生の道のりの中で、自分たちのことも重ね合わせてつくったシングルです。自分の弱い部分を見て、でも大丈夫、夢は叶うという思いで歌詞を書きました。日々の中で一歩前に行けるという気持ちです。

――2曲目の「GO RUN」もまた、WAZZ UPの今の気持ちが表現された良い曲ですね。

kyo-hey:「GO RUN」はJUNEと一緒に書きました。一方が歌詞を書いて相手に送って、また送り返してもらってというやりとりの時は互いに納得するのに時間がかかります。この曲はすらすら書けました。

――曲作りで苦労するのはどういうときですか。

JUNE:メロディーがむずかしいです。歌詞も簡単ではありませんが、メロディーはもっと自分の中にある何かを搾り出す感じで書いています。これまでの曲とかぶらないようにしながら、皆が覚えやすいか、印象に残るかを考えます。まさに新しい曲、新曲と感じてもらえるように。そうやって生み出すときが一番楽しいし、歌をやっていて良かったと思える瞬間です。

――ご自身が気に入っている歌詞を教えてください。

kyo-hey:「MY HOME MY LIFE」の「季節が重なって―」の部分が好きです。これまでのWAZZ UPの春夏秋冬を思ってステージの上でも歌えると思います。

JUNE:ぼくは「GO RUN」の「自分を信じて」の歌詞が好きです。自分を信じることって、結構むずかしいと思うんです。他人や上司、親の話を聞くのは簡単だけれど、自分を信じて判断するのは勇気が要ります。誰かが背中を押してくれないと不安だけど、自分を信じて、リスペクトして、進む気持ちを強く持っていたいです。

――MVの最後で、二人が微笑みを交わすシーンがありますね。ファンにとっても印象的な場面だと思います。

kyo-hey:ぼくは2テーク目でOKが出ました(笑)。

JUNE:ぼくは5回目くらい(笑)。

kyo-hey:それぞれのキャラクターがあるので、それも考えて撮りました。ぼくが笑っているので、JUNEは微妙に口元が上がるくらいがバランスが良いかなとか、モニターでチェックして決めました。

――お二人の故郷の魅力を教えてください。

JUNE:韓国は情が深くて厚い国です。仲間を大切にするし、人と人とのつながりが強い。第二の故郷の日本は思いやりのある国で、人の気持ちを気遣う文化があります。自分も人の気持ちをわかってあげられるようになったと思います。

kyo-hey:滋賀県は、川魚がおいしい(笑)。ほかにもいろいろありますよ。

JUNE:兵役に行く前にkyo-heyの実家に行きたいと思っています。

kyo-hey:ぼくも18歳で東京に出てきて10年も経つと、地元の友達は結婚していたりして段々と連絡を取らなくなってきます。なので、家に帰ると自然と家族といる時間が増えて、東京で一人でいるときは時間が長いけれど、実家だと何もしなくても落ち着ける。そういう時間が自分の活力になっています。

今年最後のワンマンライブ、「クリスマスパーティ」

――クリスマスと言って思い浮かべるものはなんですか。

JUNE:サンタ。でしょう? 小学校3年生のころ、父がサンタだったと知って夢が壊れました(笑)。酔っばらって、いつものお父さんの調子でプレゼントをくれたんです。翌日母に怒られていましたよ。それでも次の年からもちゃんと靴下にプレゼントを入れてくれました。

kyo-hey:ぼくの家も夕飯のころになると父が出かけていって、サンタの格好でプレゼントを持ってきてくれました。ひげもつけて、ブーツも履いて。でも小学3年生くらいになると声でお父さんだとわかっちゃいますよね。その時のことを母がビデオに撮ってくれています。

――クリスマスプレゼントで記憶に残っているものはありますか。

JUNE:絵を描くのが好きだったのでスケッチブックとか絵の具とか。

kyo-hey:大きなゴジラの人形で、電源を入れると微妙に動くおもちゃかな。中学に上がるまで大切にしていました。

――クリスマスは毎年どう過ごしていますか。

JUNE:仕事のことが多くて、ファンの皆と一緒に過ごしています。ファンに思い出をつくってあげたくて、12月のワンマンライブ「クリスマスパーティー」にもたくさんの人に来てもらいたいです。クリスマスにライブをするのは去年に引き続き2回目で、Kくんと一緒に作った曲「Christmas Time Again feat.K」の歌詞にあるように、まさに「君と出逢った時から二度目のクリスマス」です。もっともっと温かい気持ちになれると思います。兵役に行く前の最後のライブなので、ぜひ見てもらいたいです。

kyo-hey:アップテンポの曲も多く歌う予定なので、はっちゃけてほしいですね。WAZZ UPとしてステージで歌う姿を見てもらえる機会はしばらくないので、ぜひ来てほしいです。気持ちも入っているし、笑って楽しめるライブにしたいと準備しています。

――最後に、1年8ヶ月後の自分にメッセージをお願いします。

JUNE:「よくがんばりました。これからもっとがんばって良い音楽をつくって下さい」。

kyo-hey:なんか照れますね。うーん、「決めたことは諦めずに、これからも継続して下さい」かな。

 
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