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WAZZ UP One

WAZZ UPインタビュー ONE 

 

三人組のヴォーカル・ラップ・グループとしてライブを中心に活躍を続けるWAZZ UP。R&Bスタイルのソウルフルな歌声と長身を生かしたダンスに観客も全身で応え、ライブ会場は熱気であふれている。メンバーの一人であるsheepが休養に入り、JUNEとkyo-heyの二人で活動を続けてきたが、2015年よりJUNEが韓国国民として兵役に行くことが決定した。これからの2年間を次の作品のための準備期間、成長のチャンスととらえるWAZZ UPが、アーティストとしての目標や未来の姿などを語ってくれた。兵役前のラストライブ、「クリスマスパーティ」を前にニュー・シングルをリリースし(12月3日)、年末までを目一杯の力で駆け抜ける二人の姿を感じてほしい。

 


WAZZ UPと尋ねたら

――まずは自己紹介をお願いします。

JUNE:ボーカルとリーダーを担当していますJUNEです。

kyo-hey:ボーカルとラップを担当していますkyo-heyです。

――WAZZ UPというグループ名の由来は?

JUNE:事務所の先輩であるブラザートムさんに付けてもらった名前で、”what’s up? ”と尋ねれば”I’m good!”と良い答えが返ってくる、そんなふうにぼくらの音楽を聞いてくれる人から応答があるようにとの意味が込められています。

――音楽を始めたきっかけを教えてください。

JUNE:中学2年のときに友達の誕生日でカラオケに行ったら、友達から「もう歌わないでほしい」と言われたのがきっかけです。気になっていた女の子がその場にいて、そこから練習するようになりました。彼女とはずっと友達で、あれがぼくが歌を始めるきっかけになったと今でも話をします。

kyo-hey:6年前にJUNEと知り合って、一緒に歌をやらないかと誘われました。それまではまったく違う仕事をしていて、24歳でゼロからのスタートでした。父がギターが好きで、兄も楽器をするなど音楽好きな一家で、家には洋楽のCDがたくさんありましたし、ぼくも小学4年生からギターを弾いていました。

――カラオケには最近も行きますか。行くときは何を歌いますか。

kyo-hey:最近はあまり行きませんが、昔ならJpop、JUNEと知り合ってからはブラックミュージックを歌います。

JUNE:ぼくも最近は行きませんが、行ったときは中西保志さんの「最後の雨」を歌います。

――お二人の出会いについて聞かせてください。

JUNE:共通の知人を通じて知り合いました。仲良くなるまでのスピードが速くて、気を使わないですむなと。なにか感じるものがありました。

kyo-hey:お互い人見知りなので第一印象はあまり良くなくて、それにJUNEはもう芸能界で仕事をしていたので気安く接しちゃいけないかなと思っていました。でも話をするようになってからは飲みに行ったり、カラオケに行ったり、ゲームをしたり、毎日一緒に過ごすようになったんです。

――お互いの良いところや、逆に直してほしいところはありますか。

JUNE:kyo-heyの良いところは向上心があるところです。努力する気持ちが常にあります。直してほしいところは楽屋のあちこちに荷物を置くところかな。ペットボトルなんかもぼくは定位置に置くけれどkyo-heyは違っていて、どれが自分のかわからなくなる(笑)。似ている点は繊細なところでしょうか。ものづくりに関わる人はそういう面があるのかもしれません。違う点は、ぼくはしつこいです(笑)。ギャグが受けないと何回でも繰り返しますが、kyo-heyは一度で笑いが取れます。

kyo-hey:JUNEの良いところは、もちろんクオリティの高い楽曲を生み出すところですが、それは音楽をやっていれば必ず良くなるというものではありません。JUNEはいつも努力しています。それをわかってほしくてやっているわけではないけれど、人は褒めてほしいときもありますよね。自分はJUNEのそばにいてそれを見ています。直してほしいところは、最近悩みを打ち明けてくれないところでしょうか。お互い大人になったのかもしれないけれど。

――落ち込むと表に出る方ですか。

JUNE:ぼくはあまり出ません。

kyo-hey:ぼくは口にするタイプです。相談した相手まで悩まして、どうしよう、もう答え出してくれよくらいに(笑)。

JUNE:ぼくは人に相談して解決できそうにないことは最初から話しません。自分の悩みはあまり言わない方で、性格もあると思います。

ぼくたちの歌を聞いてもらう幸せ

――JUNEさんは以前はソロでも活動していましたね。ソロとグループとでは表現する音楽も違ってくると思うのですが。

JUNE:ソロは自分で判断して自分で結論を出す苦しみがあります。一方で、自分ひとりがやるのだから気楽なところもあります。グループはみんなの気持ちをまとめていかないといけない。でも、悩んだときに語り合える仲間がいます。グループでやるようになって音楽も変わりました。一人のときは自分の表現範囲がわかっていてチャレンジがなかったのですが、グループではメンバーにどういう曲が合うか研究します。WAZZ UPになって本格的に歌詞を書くようになって、表現の幅が広がりました。

――夏には、お台場でのイベント『TOKYO SUMMER FESTIVAL 2014 IN ODAIBA』に出演しました。夏のお台場は盛り上がったでしょう。

JUNE:野外のイベントは良い経験になりました。ぼくたちの音楽はクラブミュージックで室内でのライブが多いのですが、屋外でパフォーマンスをするといつもと違う雰囲気で、次はどんな曲をつくろうかと考えます。外は解放感がありますよね、お客さんの顔を見てもそれがわかるし、風が強くて声が流されるときもあるけれど、手を振ったり、笑ったり、一体感があります。ワンマンではなくていろんなアーティストの方が参加する場は、ぼくたちの音楽を知ってもらう良い機会です。初めての人の前でパフォーマンスするのはアウェイ感があってプレッシャーもあるけれど、一緒に口ずさんでくれたりするとうれしい。次のライブにつなげたいという思いで燃えすぎてから空回りするときもあるけれど、知らないところへ飛び込んで行く幸せを感じます。

――どんなときに曲が浮かぶのですか。

JUNE:ぼくの場合は、閉じ込められたところでよく浮かびます。お風呂とか、トイレとか。部屋が大きいと集中できなくて、風呂の電気を消して、間接照明をつけてつくります。曲をつくろうといざパソコンやピアノに向かうとつくれなくて。シャワーを浴びて上がってきて、その時にまだメロディーを覚えていたら使います。自分が覚えられないものは他人も覚えられないと思うから。

――今までのライブで一番印象に残っているのはどんなことでしょう。

JUNE:横浜の山下公園でのライブで、本番中、生まれて初めてマイクを落としたことがあって、そのときはどうしようかと思いました。メンバーもフォローできない事態で、ただマイクを拾ってまた歌うしかなくて。MCの時にそのことに触れたほうがいいか迷って、結局落としてしまったと正直に言ったら皆が笑ってくれて安心しました。

kyo-hey:ぼくは2012年9月の赤坂BLITZでの初ライブが印象に残っています。初めてあんなにたくさんの人の前に立つことになって、楽屋にもいろんなアーティストの人がいて、ものすごく緊張しました。空気に圧倒されて頭が真っ白になって、5時間くらい一人でリハーサルしていました。

JUNE:確かMCが軽くあったんですけれど、kyo-heyは一言もしゃべっていない(笑)。汗だくになっていて、皮ジャンしぼったら汗がしたたるくらいになっていました。

kyo-hey:元々二人とも汗っかきで。

JUNE:ぼくよりもあんなに汗かいている人見たことない。

kyo-hey:ライブが終わって、メンバー三人で飲みに行ったのも良い思い出です。これからがんばろうって誓いを立てました。

――そのころと比べてたくさんの成長があったと思うのですが。

JUNE:グループとしての相性というか、呼吸が合ってきたと思います。MCのやりとりとか、ライブのフォーメーションでの入れ替わりなどもスムーズに行くようになりました。

――ライブにはご家族も見に来るのですか。

JUNE:ソロで活動している時に、韓国から母が見に来たことがあります。狭い会場にいっぱいにお客さんが入っていて、暑すぎて呼吸困難になっている人もいたりして。日本語ができない母はそれを見て、うちの子はマイケル・ジャクソンみたいになったと思ったらしいです(笑)。

kyo-hey:うちも母とおばが来たことがあります。あと、名古屋の親戚と。父は来たいと言わないですね。強がっているんだと思います。

JUNE:心配なんじゃない。本当は見たいんだと思う。

kyo-hey:何百回もライブをやっていて、家族が見に来たのはその2回だけで、そういうときはお客さんが入っているか気になります。人気があるところを見せたいから。

JUNE:ぼくもやっぱりがんばっている姿を見せたいと思います。モチベーションになります。

kyo-hey:夏に出演させてもらったJAバンク大阪のコマーシャルが実家のある滋賀でも放送されて、それも喜んでくれました。桃太郎役で、海バージョン、山バージョンとあって、ボーナス時期に合わせたCMで結構放送されたんですよね。うちの両親はKくんが大好きで、ぼくのCMが終わってすぐに「ぴったんこカンカン」の番組でKくんが出るシーンが続いて、その時はとくにうれしかったようです。

 

家の中のお気に入りの場所

――好きな場所はありますか。

JUNE:事務所がある恵比寿が好きです。ほどよく混んでいて良いです。

kyo-hey:ぼくは商店街が好きです。いま住んでいる町にも商店街があって、下町も好きでぶらぶらしたり、古着屋をのぞいたりします。

――自分の家の中で気に入っている場所はありますか。

JUNE:家の中はすごくきれいにしています。仕事のスペースはとくにそうで、キーボードの角度とか、モニターの場所にもこだわっています。スピーカーの角度も測って置いています。

kyo-hey:うちはベッドの上ですね。大きなダブルベッドで、布団の上が落ち着きます。枕も5、6個あって、60センチくらいの高さのすごく柔らかいものを使っています。それを背中から頭の下まで置いて、寝返りを打ったときにも大丈夫なようにサイドにも置いています。

――寝る前に必ずすることや、起きてから行うことなどありますか。

JUNE:寝る前はベッドで自分に呪文をかけます。悩みがあるときなど、負けないように自分に声をかけるんです。起きてからは声をチェックします。布団の中でテレビを見ながら低い声から鳥みたいに高い声まで出してみます。声が大きいと思ったら布団をかぶればいいんですから(笑)。

kyo-hey:寝る前はギターを引いています。常にいじっていないと感覚が鈍くなるので机の横とクローゼットの上に一台ずつ置いて、時間があるときは自然と触っています。起きてからはすぐ音楽をかけます。

――お二人とも肌がきれいですね。何かお手入れをしているのですか。

JUNE:ファンデーションを塗っています、1センチくらい(笑)。できものが出来やすく、ファンにもらったパックを使ったりしています。

kyo-hey:ぼくもこの間まで肌が荒れていました。洗顔の後にちょっと化粧水をつけるくらいで、それもこの仕事を始めてからするようになりました。

――運動は好きですか。何か続けているスポーツなどありますか。

JUNE:バスケットが好きです。でも日本ではあまり出来る場所がなくて寂しいです。今は家で体をつくっています。筋トレとか腕立て伏せとか。披露してもいいですよ。

kyo-hey:ちょっと前まで草野球をしていました。朝6時~9時ごろまで、仕事の前に集まるんです。ポジションはピッチャーです。最近は友達と休みが合わなくて、なかなか会えません。

日本は第2の故郷

――JUNEさんの日本語はとても自然ですね。どうやって習得したのですか。

JUNE:お笑い番組を見たりして学びました。会話の勉強にバラエティと落語をよく聞きます。「笑点」も見ますよ。落語は日本の伝統的なパフォーマンスだとリスペクトしています。噺家が一人で観客と向かい合う最高のパフォーマンスだと思います。

kyo-hey:ぼくは韓国語はあいさつ程度で。

JUNE:ラジオで韓国語講座のコーナーを持っていますが、原稿はぼくが書いてkyo-heyに教えています。

――日本に来て最初大変だったこともあると思います。日本で活動していて出会った人とか、自身が変わったことなどありますか。

JUNE:日本に来て、曲をつくるようになりました。日本語も話せないまま勉強して、家の近くの道を覚えて、助けてくれる人もたくさんいて。プロデュースしてくれた松尾潔さんが「最初はうまくつくれなくてもいいから、がんばればいい」と言ってくれて勇気がわきました。友達がぼくのつくった曲を聞いて喜んでくれて、自分の気持ちを曲に込めました。

――日本の良い所はどんな点だと思いますか。

JUNE:日本はもはや外国という気がしません。大人になりかけている時から日本で生活していて、そのころからの友達がいて、仕事をして稼いだお金で飲みに行けたのも日本だし、第2の故郷だといえます。音楽をやり始めたきっかけの土地で、自分のベーシックになっています。

 


 
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